フジロックのミニチュア版とも言える「朝霧JAM」。その「ゆるいところ」「オーガニックなところ」が人気なのでしょうか、年を追うごとに「静かなブーム度」が増しています。たとえば、「場内駐車場チケット付き」の入場券はすでにプレミアムチケットとなり入手困難となっているのはその証でしょう。そんな朝霧JAMのチケットを絶対に入手するための基礎知識としてチケットの種類を把握しましょう。
(参考:公式サイトのチケット情報)
(1)入場券と駐車券
チケットは大別すると、入場券と駐車券に分かれます。車で行く人は、入場券と駐車券が必要になります。友人の車に相乗りなどして会場入りする人は、入場券のみでよいことになります。
(2)駐車券は単独では購入できない
駐車券は、駐車券のみでの購入はできません。駐車券を購入すると2日通し入場券が2枚ついてくるセット形式で販売されています。つまり、車で行く人は自分を除きほかにだれか一人を車に乗せて会場入りすることになります。4人で会場入りしたいときは、この駐車券と入場券のセットのほか、入場券のみを2枚購入すればよいことになります。
朝霧JAMに車で参加したい人は、まずどの駐車券を購入するかから考える必要があります。
(3)入場チケットの種類
入場チケットには、「2日通し入場券」「1日入場券」の2種類があります。
朝霧JAMは基本的にキャンプをして音楽を楽しむ イベントのため、フジロックにはある「キャンプ券」という概念はありません。そのため、入場券は2015年までは「2日通し入場券」のみ1種類でしたが、2016年の開催からはキャンプができない「1日入場券」が登場、バリエーションが増えました。バスなどで日帰りで参加したい音楽ファンも参加できるように配慮されたのです。
(4)駐車券の種類
「駐車場券」は下記の4種類あります。
「場内・オーバーナイト駐車券」(1日目10:00~3日目12:00まで駐車可能)
「場外・グリーンパーク1日駐車券」(2日目10:00~2日目20:00まで駐車可能)
「場外・グリーンパークパーク駐車券」(1日目10:00~2日目20:00まで駐車可能)
「場外・ふもとっぱらオートキャンプ駐車券」(1日目8:00~3日目12:00まで駐車可能)
駐車可能な日数がチケットによって違いますので注意が必要してください。「場外・オーバーナイト駐車券」と「場外・ふもとっぱらオートキャンプ駐車券」は、公演が終了した翌日昼まで滞在できるので、終演後ものんびりキャンプを楽しむことができるため人気のチケットとなっているのです。
(5)「場内・オーバーナイト駐車券」とは
「場内・オーバーナイト」は、まさに場内。メインステージから、運がよければ最短で徒歩5分ほどの場所に駐車できるプレミアム駐車場チケットです。ただし、駐車場奥の通路から遠いところに駐車するとかなり時間がかかってしまいます。どこにとめるかはその時の運。駐車場では誘導係が順番に駐車場を埋めていきますので、通路側にとめたくても勝手にとめることはできません。しかし駐車場奥でも10分ほどで会場に着けるので、大きな荷物などあるときは絶対に場内・オーバーナイト駐車場をオススメします。
(6)「場外・グリーンパーク」と「場外・ふもとっぱらオートキャンプ場」とは
「場外・グリーンパーク」と「場外・ふもとっぱらオートキャンプ場」は会場外にある駐車場で、会場へはシャトルバス(または徒歩)で行く必要があります。「場外・グリーンパーク」は1日のみ利用できるチケットも用意されています。とくに、「ふもとっぱらオートキャンプ場」はオートキャンプしながら参加できるということもあり、人気のチケットとなっています。
「場内・オーバーナイト」のチケットが入手できないと、「場外・グリーンパーク」に甘んじるほかはなく、荷物を大量に運ぶ必要のある人にとっては、まさに天国と地獄。
キャンプサイトA以外のサイトでのんびりキャンプをしたい(ステージは見られなくてもよい)というかたは、荷物の運搬などを考えると、場内駐車場チケットは絶対に入手しなければなりません。
次回に、チケットの入手方法を説明しましょう。
「朝霧JAMのチケットを確実に入手する方法」