朝霧JAM、オススメの荷物運搬カート 現地通路の地面状況の徹底解説!

朝霧JAMは基本的にキャンプをして音楽を楽しむイベント。そのため、テントやシュラフなどの荷物がどうしても多くなります。そのため、現場での荷物運びがスムーズに行くかどうかは、とても重要になります。

 「え?ただ荷物を運べればいいんでしょ?」そう思っているかたはかなりのビギナー。たとえば場内・オーバーナイト駐車場からキャンプサイトBまでの道のりは、かなり厳しい。なんてったて悪路すぎ!厳しすぎ!場内駐車場を抜け出すまでに荷崩れを起こしたり、カートの車輪が外れてしまったり、というのは毎年見かける光景です。一度行ったことのある方はわかっていただけるでしょう。おそらく日本の音楽フェスで一番厳しい道のりがまっている会場と言っても過言ではないでしょう。

そこで「朝霧JAM初心者」に向けて、現地通路の地面状況の徹底解説と、オススメの荷物運搬キャリーカートを紹介します。




【1】場内・オーバーナイト駐車場からの脱出が最難関!
 念願の場内・オーバーナイト駐車券をゲットした!と喜んだらすぐに荷物運搬のことを考えましょう。場内駐車場から会場までの道のりは短いですが、この短い道のりが朝霧JAMで一番厳しい道のりなのです。

 場内駐車場には、過去の富士山の噴火で飛ばされてきたであろう「大人のこぶし大の溶岩石」がゴロゴロころがっています(下図右下の赤い領域)。車の通行には問題ありませんが、この中を荷物を引いていくのは苦難の技です。

 おまけに、車を会場近くに停められるかどうかはその時の運。運悪く駐車場の奥深いところに停めるハメになると、その大変さは加速度的に増していきます。運を天にまかせて、近い場所に駐車できることを祈りましょう。




【2】キャンプサイトAを抜けてキャンプサイトBに入ると、長い砂利道と斜面が斜面が待っている!
 場内駐車場の出口にはリストバンド交換所があり、そこから会場へはゴムシートが敷設されています(下図右下の黄色部分)。厳しい道のりだった場内駐車場をサバイブしてここに到着したら、ほっと一息つけるでしょう。

 リストバンド交換所を越えてゆるやかな坂を登り、リストバンドチェックをくぐると、アスファルトで舗装された通路に出ることができます。まさに楽園の入り口です。レインボーステージを左手に見ながら舗装された道を進むと(下図の緑矢印)、朝霧JAM名物のゲートがあります。そのゲートを越えると食堂やレストラン、焚き火をする広場にでます。その広場をすぎると、キャンプサイトBへの入り口です。

 ここからはしばらく砂利の道が続きます。右方向は緩やかな砂利道の上り坂が続きます。場内駐車場ほどの悪路ではありませんが、たまに大きな石も転がっているので荷物運搬はなかなか大変となります。ここまでくればあとは問題ないでしょう。




【3】ポイントは「車輪の大きいカート」
 さて、このような悪路を制覇するためにオススメのカートを紹介します。

・車輪が大きいもの
・安定して運べるもの

この2点が重要となります。

 現場では、毎年のように車輪の小さなカートや荷物用台車(!)で運搬している人を見かけます。しかし、ことごとく荷崩れを起こすか、大人数で持ち上げて運んでいるのを目撃します。外れてしまった車輪が道に転がっているのも朝霧JAMの風物詩かもしれません。

 これらを防ぐためには、こぶし大の溶岩石の影響を受けない、車輪の直径が大きい運搬カートが便利です。さらに、2輪カートの場合は、大きな石にひっかかってバランスを崩すことが多く、なかなか早く進むことができません。

そのためにも、4輪のカート、あるいは、ラジオフライヤーを強力にオススメします。
会場でよく見かけるのは、コールマン製の赤い4輪カートと、ドッペルギャンガーの4輪カート。たまに、車輪が自動車のタイヤ並みの大きさの二輪車も見かけます。これらが鉄壁の運搬カートということになります。

あなたも、これら運搬カートで安心して荷物をはこんで、安心してフェスを楽しみましょう!




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