Salomonスキーブーツのソール修理(スキー靴の壊れたかかと部分を修理)

<スキー靴の壊れたかかと部分をゴム板で修理>
愛用しているSalomonのスキーブーツsalomon Ellipse 7.0 のかかと部分が砕けました。

普通に利用していたのですが、プラスチック部分が劣化して崩れてしまったようです。
約5年前に購入したものですので、もちろん保証はききません。サロモンSalomonのサイトで調べると、購入した販売店に問い合わせくださいとのこと。ただし古い製品については交換部品がない場合がありますとの記述もあります。
壊れたのはかかと部分だけで、バックルなどほかの部分はまだ問題なく使えます。
部品の取り寄せなども期待薄.該当部分はネジで交換できるパーツのため、自分で修理することにしました。

今回修理したのは、salomon Ellipse 7.0。壊れたのはかかと部分のみで、ほかのパーツは問題なく使えます。
これで捨ててしまうのはもったいない。

salomon Ellipse 7.0

スキーをビンディングから外すと、みごとに崩れていました。

砕けたかかと部分その1

それも両足とも同様にです。プラスチック部分が劣化して崩れた感じです。

砕けたかかと部分その2。ネジで固定されています。





この部分のネジを取り外すと、壊れた部分をのぞき綺麗な状態です。

該当部分をネジを取り外すと、きれいな状態になっていました

綺麗な状態です。この部分にゴム板をはめることで修理できそうです

ただし、出っ張りがありますので、この部分はゴム部分を加工する必要があります。

ただし出っ張りがありますので、この部分はゴムの加工が必要です





ここから、セットするゴム板を加工していきます。
購入したのはこのゴム板。厚さ1cmで価格は270円。近所のホームセンターで購入しました。

購入した厚さ1cmのゴム板。270円。

ゴム板の上にブーツのかかとをのせ、印をつけます。

切り取るゴム板の上にかかとをセット

切り取る部分をサインペンで印をつけその部分をカッターで切り取ります





その印にしたがってカッターで切り取ります。出っ張っている部分があるので、そこは削り取ります。彫刻刀などがあると便利だと思います。

出っ張っている部分がありますので、その部分は削っておきます

そうして粗いですが、かかと部分のパーツが完成しました。

切り取って完成したかかと部分

ネジ頭が飛び出ると、歩くと削られてしまうため、カッターなどでネジ頭がかくれるようゴムを削ります。

ネジ穴が隠れるようにカッターで削っています





かかと部分全体をゴム板で交換するのがベストですが、そこに出っ張りがあるため、そこの加工に手間がかかりそうです。
そのため、かかと部分を2分割とし、かかとの先だけをゴム板に交換することにしました。

上がかかとの真ん中、下がかかとの先です

これが取り外した、オリジナルのかかとの部分。崩れているかかと部分だけを取り替えるので、この部分を切り離します。素材は柔らかいため、カッターで簡単に切断できました。

とりはずしたかかと部分。まさにかかと部分だけが崩れています

かかと部分だけ交換するのでカッターで切り離します





そして、作成したかかと部分のパーツを取り付けます。

カットしたゴム板をかかと部分にセットします

ゴム板をセットします

セットすると厚さはぴったりです。

セットしたゴム板





見た目はよくありませんが、利用には問題なさそうです。

かかと部分にセットしたゴム板

厚さもぴったりです。

厚さも1cmのゴム板でぴったり





見た目はよくありませんが大丈夫そうです

セットしたゴム板を後ろからみた図

ネジが埋まるように、カッターで溝をつくりました





ネジが陥没するようにしています

両足ともつけて完了です

作成に要した費用はゴム板1枚の270円。作業時間は1時間程度。これで利用し問題があるようでしたら、販売店に相談してパーツ交換をお願いする予定です。ブーツの素材などは加工していませんので、ゴム板部分を取り替えるだけで問題ないでしょう。みなさまもお試しください。

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