TOTO TKW38PJV3RX ハンドスプレー部分の修理

キッチンの水道蛇口の根元からものすごい勢いで水が噴き出しはじめました。

この水道の蛇口は、TOTOの浄水器付きのタイプ(製品番号はTKW38PJV3RX)で、その浄水器がセットされるプラスチッックの部分から水が激しく噴き出すようになりましたのです。ガムテープでごまかしていましたが、水漏れが激しくなり、もうお手上げです。






この部分の部品交換で済まそうとネットで探したところ、この交換部品は「ハンドスプレー部 TOTO THB22RV1」という部品名のようですが、なんとおよそ2万円もするではありませんか。高くて4000円程度だと思っていました。
部品販売サイトはこちら。http://dp00006233.shop-pro.jp/?pid=81143525

amazonにも同様な部品がありますが、この部品で果たして大丈夫なのか確信がもてません。買ってあわなければヤフオクに出品、という手もありますが、それも面倒です。

そこで、水漏れ部分をパテなどで埋めて自分で直して修理することにしました。

根元のプラスチック部分の亀裂から水が吹き出しています

勢い良く噴き出しています。もともとガムテープを貼り付けていたのですが、長くはもちませんでした






ハンドスプレー部分を取り外します。根元のホース部分をひっぱると、ハンドスプレー部分根元がネジで止めてあるのがわかります。

ハンドスプレーの根元を引っ張ります

ハンドスプレー部分とホースが金具で止まっているのがわかります。






この金具部分をプライヤーなどで緩めると、かんたんにハンドスプレー部分を取り出すことができます。

プライヤーなどで緩めると、ハンドスプレー部分とホースが分離できます

ホースとハンドスプレー部分が分離できました。このとき、ホースとハンドスプレーの接続部分には小さい丸い金網がついています。これを紛失しないように、間違って流してしまわないように気をつけましょう。

ホース部分






小さい金網

外した状態






さあ、これからハンドスプレー部分の補修をはじめます。

我が家の場合、すでに水漏れ部分にガムテープ(アルミのテープ)を張っていたのですが、それをはがすと、きれいにメッキ加工シール部分も一緒に剥がれました。このメッキ加工シール部分があると加工がうまくいきませんので、この加工部分を剥がして、プラスチックの地面がでるようにします。どうしても剥がせない場合は、カッターなどで切り目を入れてそこからべりべり剥がしていくととれるはずです。最後にパテで埋めるので、強引に剥がしても問題ないでしょう。

すでに銀色の加工部分が剥がれています

プラスチックの地がでています






ここでパテ代わりに利用したのは、セメダインの「エポキシパテ 水中用」です。

セメダインの「エポキシパテ 水中用」

セメダインの「エポキシパテ 水中用」





セメダインの「エポキシパテ 水中用」

このパテは、粘土形式になっており、使用する部分を切り取って練り込んで使います。粘土なので液体がたれるなどはなく、とても使い勝手が良いためオススメです。

プラスチック地にしっかりと固定させるために、サンドペーパーで削ります。粗めのサンドペーパーで十分でしょう。ここでしっかり削らないと、固定したあとにすっぽり剥がれてしまいますので念入りに作業しましょう。

サンドペーパーで削ります。ここでしっかり削らないとあとからすっぽり剥がれてしまいますので念入りに作業しましょう

サンドペーパーで削ったあと





必要な分量を切り取り、手でこねます

色が変わるまでこねます





こねたパテを水漏れ部分を中心にぬりつけます

均等になるようにうすく塗りつけます





均等になるように塗りつけます

約1日放置して固定するのを待ちます

見た目はよくありませんが水漏れは解消しました

水漏れは解消しました。見た目がよくないので、この上からアルミテープなどを貼り付けるとよいかもしれません。
費用はパテ代金の約500円。修理時間は約30分。とりあえず修理したいかた、ぜひお試しください。

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