前回までで、CPUのシリコングリスを交換し、ヒートシンクをネジで取り付ける方法に変更が完了しました。
これで動作を確認したのですが、やはりしばらくするとフリーズしてしまいます。
ひょっとすると熱暴走が原因ではないのかも、と思い、DVDドライブを外してヒートシンクが隠れない状態にしたうえで、扇風機で外部から風をあてて冷却して様子をみました。
すると、今度は案の定、長時間問題なく稼働しています。やはりフリーズの原因は熱暴走のようでした。
ヒートシンクを手で触ってみると、CPUのヒートシンクはそんなに熱くありませんが、GPUのヒートシンクは手で触れないほどの高温です。そこで、GPUの熱暴走が原因と断定し、GPUのヒートシンクの上にCPUファンを設置することにしました。
(1-7)新設するCPUファンの電源引き込み作業
CPUファンの電源は、AC12Vが引き込める下記の部分から引き込みました。電源コネクタのすぐ近くです。
ここではGNDを二つとってしまいましたが、もちろんどちらか一つでかまいません。
また、あとからわかりましたが、この部分からの引き込みは電源と連動していません。つまり、電源コードをつなげると、本体の電源オンオフにかかわらず通電してファンが回転します。どこかほかに電源スイッチと連動している部分があるのかもしれませんが、使用するときにコンセントから電源を抜けば良いのでこのままとしました。
(1-8)CPUファンの取り付け
次にCPUファンの取り付けです。
とりつけたCPUファンは下記の超高速ファンです。
音がうるさいのを覚悟していましたが、そんなことは全くありませんでした。サイズもちょうど良いのでおすすめのCPUファンです。
SCYTHE サイズ オリジナル設計 12cm サイドフロー 虎徹 MARK3 SCKTT-3000 デスクトップ用
このファンを、適当な長さの木ネジでヒートシンクの隙間にネジうちし、念のため誘導ダクトにもビニールテープで固定しました。
(1-9)DVDドライブのコネクタを外にだすために金属筐体を加工
DVDドライブはなしにしましたが、使いたくなったときのために、筐体を加工してケーブルをだす穴をつくり、そこからDVDドライブへのケーブルが出るように加工しました。
あとは、ケースを元に戻して完成です。
ハードディスクのちょうどしたにDVDドライブの引き込みケーブルがでる格好となりますが、問題なくハードディスクもセットできて、またしばらくこれで使用し続けることができそうです。
改造後1週間が経ちましたが、問題なく稼働しています。CPUが重そうなゲームも問題なく稼働しています。
みなさんも、フリーズしたxbox360の修理にぜひ挑戦してください。
SCYTHE サイズ オリジナル設計 12cm サイドフロー 虎徹 MARK3 SCKTT-3000 デスクトップ用
以上