TOTO TKW38PJV3RX シングルレバー混合栓 取り外し方

TOTO TKW38PJV3RX ハンドスプレー部分が故障し補修して使用していました

TOTO TKW38PJV3RX

台所のワンホール水栓、TOTO TKW38PJV3RXを取り外し、LIXIL ハンドシャワー付シングルレバー混合水栓 RSF-833Yに交換しましたのでその記録です。

このTKW38PJV3RXの取り外し方ですが、ネットでいろいろ探すと、「後方のゴムキャップをとると六角レンチ用のねじ穴があり、そこをゆるめて取り外す」という情報があふれていますが、当方のタイプはそうではなく、裏から台座部分をはずすタイプのようでした。

結論は、どうやってもその黄金色の台座をとりはずすことができず、該当の水道管を鉄のこぎりで切断して交換ということになりました。作業時間は約3時間。一番時間がかかったのは、鉄のこぎりでの切断。10分くらい、ギコギコ辛抱強く作業しているとスッパリ切断できて、簡単にとりはずすことができました。

【作業概要】
(1)水道の元栓を閉める(常温と温水用のふたつ)
(2)元栓からホースを取り外す
(3)シャワーホースを根元から外し、水栓を上に持ち上げてぐらぐらできるようにする
(4)真ちゅうの台座がついている、水道パイプを鉄のこぎりで切断
(5)取り外し完了
(6)新しい水栓をとりつける→これは説明書通りに行うだけ

【用意する道具】
・六角レンチ →幅が調整できるのがあると便利
・プライヤー →パイプを押さえつけるのにあると便利
・鉄のこぎり →100円ショップで購入
・プラスドライバー
・水吸い取り用の雑巾 →

【取り外す手順】
(0)取り外すためのネジを探す

TKW38PJV3RX ハンドル部分を回してネジを探しますが見つかりません

TKW38PJV3RX この小さい穴もねじ穴ではありません

TKW38PJV3RX どこをさがしてもゴムキャップにかくれたねじ穴はありません。

TKW38PJV3RX 中央にあるプラスのネジは関係ありませんでした

ネットでTKW38PJV3RXの取り外し情報を調べると、裏側にゴムキャップで隠されたねじ穴があるということですが、いくらしらべても、まわしても見つかりません。どうやら、このTKW38PJV3RXには、ねじ穴で簡単に取れるタイプと、そうではないタイプがあるようです。そのため、ねじ穴はあきらめ、台所下にもぐってとりはずすことにしました。

(1)水道の元栓を閉める(常温と温水用のふたつ)

TKW38PJV3RXの下からの図。左が温水、右が上温水の水栓になっていて、手で開閉ができるように施工されていました

まずは、水道の元栓をしめます。左が温水、右が上温水の水栓になっており、手で閉めます。ハンドルがない場合は、マイナスドライバーで閉めます。閉めた後、水道がでないことを確認しておきましょう。

(2)元栓からホースを取り外す

TKW38PJV3RX グレーのプラスチック部分を下にさげてひっぱると簡単にとれます

元栓を閉めたなら、元栓の上につながっているホースを外します。外し方は、グレーのプラスチック留め具を回すと下に下げられるポジションがあります。そのポジションでグレーのプラスチック留め具を押し下げ、ホースを上に持ち上げるとスポッと抜けます。六角レンチなどは不要です。押し下げられるポイントを探すのがポイントです。

TKW38PJV3RX グレーの留め具を押し下げます

ホースが外れました

(3)シャワーホースを根元からはずし、水栓を上に持ち上げてぐらぐらできるようにする
ホースを外したら、シャワーホースを本体から取り外します。シャワーホースは結合部分を六角ナットで取り外します。

TKW38PJV3RX シャワーホースの端の真ちゅう部分を六角レンチではずします


外し方は、上のナット部分を固定し、そのしたのナットを六角レンチで回すとシャワーホースを取り除くことができます。

TKW38PJV3RX シャワーホースの接続部分をとりはずしました

TKW38PJV3RX シャワーホースを蛇口部分からひっぱります

シャワーホースをひっぱってとりはずすと、台座がぐらぐらして動かすことができます。

TKW38PJV3RX 台座からうかせることができます

シャワーホースの根元の真ちゅうの輪があり、これがストッパーとなっていてどうしても TKW38PJV3RX本体がとりだせません。このストッパーさえとればすっぽりと本体が抜けるのですが、シャワーホースの根元部分の六角ネジをいくら回してもとりだせません。なにかうまい方法で取り除くことができるのでしょうが、取り外しはあきらめて、上部からホースを切断することにしました。

TKW38PJV3RX この輪型のストッパーがあるためにとりのぞけません

TKW38PJV3RX 取り外したあとの該当部品


これは作業後に撮影した写真です。取り外した後に調べてもどうやってもこの輪型のストッパーがとれません。しかし、どこかを回すととれるのだと思いますが、今回はホース切断にとりかかりました。

(4)真ちゅうの台座がついている、水道パイプを鉄のこぎりで切断
水栓上部から、輪型ストッパーがはまっているシャワーホースの根元部分を切断します。

TKW38PJV3RX 輪型ストッパー金具がついているホースを切断

周辺に傷がつかないように、雑巾などでクッションをつくりギコギコ切断します。根気のいる作業ですが手元もしっかりしているので作業はしやすいです。10分ほど作業すると切断できて、本体を台座から取り外せました。

(5)取り外し完了

TKW38PJV3RXがすっぽり取り除けました

TKW38PJV3RX 取り外した後の図


これが取り外したあとのTKW38PJV3RX本体です。

(6)新しい水栓をとりつける→これは説明書通りに行うだけ
あとは、水栓についている古い金具を取り除き、新しい水栓を取り付けて完了です。

TKW38PJV3RX 水栓の金具もとります


水栓についている銀色の金具を六角レンチで取り除きます。右側はすでに取り除いています。

今回とりつけるのは、LIXILのハンドシャワー付シングルレバー混合水栓 RSF-833Y。これは台座部分に固定するためには、台所でごそごそ作業する必要はありません。写真のような台座を上から取り付けて本体をのせて、あとはホースを繋ぐだけです。施工説明書にすべて書かれていますので、ここでは省略します。

LIXIL RSF-833Yの取り付けは、台座に上から金具をとりつけるだけです

完成写真はありませんが、簡単に取り付けることができます。
みなさま、TKW38PJV3RX の取り外しにどうぞご参考ください。取り外し方がわからなければ、鉄のこぎりで切断すれば取り外せるという報告でした。

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